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ネタが古いのは、10年前という設定ただから

一同が着いた先は、降下したにある、建設中の建物だった。
床のセメントはまだやわらかかった。伸子たちは、志穂の死体を、セメントの中へ埋め、仲間である柿村美法の持ってきた、似たような種類のセメントでふたをした。

日付が変わったころ、伸子は部屋で携帯型ゲーム機をしていた。何度も何度も切れるのでイラついていた。
しかし、何度目かに切れた時、ぱちんという、普通に電源を切る音が聞こえた。
「誰よう!?誰かいるの!?」
伸子は立ち上がって、声を上げた。カーテンに目をやった時、彼女は凍りついた。
カーテンの隙間から、白系のロリータで統一した志穂がニューッと出て来た。
「うふふ。わたしよ。」
「死亡が何の用?」
伸子の足は震えていた。
「貴方を殺しに来たのよ」
そう言いながら、志穂は伸子を体ごとを引っ張っていった。
伸子は抵抗したが、硝子を突き破り、落ちていった。

翌朝、新聞をとりに来た人が、彼女の遺体を見つけた。警察は自殺と見ようとしたが、抵抗したあとがあること、遺書がない点から、殺人事件と見ていた。

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