２７ メアリ・セレステ号 手紙編１

船長のイメージボイスは西村知道で

手紙には以下のように書いてあった

『拝啓
この手紙の中身は口外しても見せても構いません。
これからお話する内容は夢のような話に見えて、本当の話です。
私たちのメアリ・セレステ号は、1872年の12月3日までは、只の船でした。
その日の夜明け頃、シーザーの部屋から彼と、もう一人の人間の言い争いの声が聞こえました。
争っていたのは、一等航海士マトルでした。
『いい加減その怪しげな実験はやめてくれ、安眠妨害だ！』
『これでも加減してる方だ！！』