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桜が七分咲きになった頃、森村ルキが花見に行こうと電話してきた。
それを聞いた友人の御園さちは、弁当を作ろうかと言ったがルキに断られた。 さちは友人を二人よんだ。 快晴の中男女4人が比較的大きな公園に集まった。 「こっちこっち」 ルキはみんなを率いて歩いてく。 その足取りに何人かがおかしいな、と思った。 桜を素通りしているのだ。 「ルキ坊どこ行くの」 さちたちがそう言っても本人は 「花見に決まってるじゃない」 と無視同然な答えを返すばかり。 次第に周りがひそひそとささやき合い出したその時だった。 「ついたわ」 ルキが足を止めた先には、森を抜けた小高い丘にある大きな木蓮の木。紫色の大きな花々がパァッと咲いてルキたちを迎えていた。 あまりの美しさや、背景との調和に一同は息をのんだ。 「すごい…」 「ルキ坊が言ってたのって…」 ルキは笑顔で大きくうなずいた。 こういうのもありかもとさちはランチョンマットを広げながら思った。 PR |
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