12月24日午前零時過ぎ・どこかの学校の校舎の校庭
あたり一面にはテーブルクロスのかかった机や、2m前後のクリスマスツリー。
ナックルズとルージュ、彼らを取り囲むようにして立つライブコンボイ、GFマイクロンチーム、M伝両軍マイクロン(全員ではないが大勢)、M伝ホットロッド、M伝ステッパー、GFギャラクシーコンボイ。
M伝ホットロッド(以下ホット)「えっ、たったの2人!?あんだけ声かけたのに!?」
ルージュ「そうよ。」
ライブコンボイ(以下ライブ)「ソニックたちはどうしたんだ?」
ナックルズ(以下ナコ)「あいつらやカオティクスの連中は家でパーティをやってて…。」
ルージュ「あら、ソニックなら飛び入りでDJやらされてたってさっき聞いたわよ。」
嫌そうな顔をするナックルズ。
ホップ「あれ、あれは何でしょう?」
ざわめく一同。
ホップの視線の先には、オルガンの女の子。
ホット「可愛い子だなあ。」
ルージュ「見たことないわ。」
M伝アーシー「あなたはだあれ?」
女の子、一同の方を見る。
女の子「はじめまして。あたしリディーって言うの。」
ナックルズ「リディーっていうのか。」
GFギャラクシーコンボイ、リディーをすくい上げるように持ち上げる。
GFギャラクシーコンボイ(以下ギャラコン)「はじめまして、リディー、私はサイバトロン軍司令官ギャラクシーコンボイという。」
リディー(以下L)「そう、サイバトロン軍のギャラクシーコンボイさんって言うの、宜しくね」
次々に自己紹介をやりだす一同。
ルージュ「ねえ、ひとつ気になったけど、あんたの頭ってどうして鍵盤があるの?」
L「それはまあ…、あたしたち、実はおばけなんだ。」
驚く一同。
ルージュ「それにしては、あんた結構可愛いじゃない。妬きたくなるほど。」
ぶすっとしたまま照れるL。
ホット「今のはきっとほめ言葉だぜ」
L「そう…。(気を取り直して)ねえ、あたしたちもパーティ中だから、一緒にやらない?」
ギャラコン「それはいいアイデアだ。」
HとS、やってくる。
H「あ、いたいた。もうリディーだめじゃないか。パーっと飛び出したりしたら。」
L「ごめんごめん。(ギャラコンらに顔を向けて)あ、この人サイバトロン軍のギャラクシーコンボイさんって言うの。」
ライブ「(小声で)…僕ら人じゃないんだけどなあ。」
校舎のモニターが光りだす。
H「あ、校長センセ。」
校長「話は聞かせてもらったよ。確かにいいアイデアではないかのう。」
H「いいんですか?」
校長「ああ。ただし条件はある。………わしらの方も手伝ってくれんかのう。」
ギャラコン「ええ、喜んで。」
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