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続き
基地を空ける訳にはいかなくなったブリッツウィングは渋々残ることにした。
「ファン(扇風機)の調子が悪くないだけましか」 そう呟くはアイス―冷たい顔をしたブリッツウィング ガシャンという音を立てて顔が回って、ランダム―黒い笑顔のブリッツウィングが現れた 「アハハ、ファン大丈夫♪…でも退屈」 「何か見て気を紛らわしましょう」 アイスは現れるやいなやテレビをつけた テレビには21世紀のものと思われるカラーのアクション映画が映った 上半身を赤いコスチュームに包み、青いパンツをはいた人間が黒いスーツ姿にランダムそっくりの顔をした人間と戦っていたのがアイスの瞳に映った。刹那、アイスは人格を変えるのを忘れて、恍惚とした表情でテレビを眺め出した。 PR |
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