やっぱり怪奇書くのにTF見ながらってのはないかな。(笑) インセクトロンシンドローム大好き 炎のオーバードライブ大好き ファイアーコンボイの人がプロの俳優だったのでちょっとびっくり。でも、遠藤雅や片岡裕貴などといった方とかテレビドラマにも出てるんだよね。すごいなあTF。吹き替えとかやアニメで有名な人だけではないもの。ちなみに好きなのはやっぱりGFの平田広明。あと、HMの山口健もいいなあ。あの早口は好き。実際にいたら変な奴だとは思うけど。といいつつも、最近ブラーの口調がうつったかも。
話がそれてしまいましたm(__)m 今回も死にネタ(しかもベタネタ。でも書いてて悔いはありませんでした)
関東のある高速道路を、一台の千葉ナンバーの白いスカイラインが走っていた。中には40代の男女と、10代の少女が一人。
男性は不安そうに運転していた。女性はずっと少女に寄り添っていた。
少女の名は柿村美法。彼女は中二のときに友人を2人失い、2年間ずっと引き篭もっていた。見かねた父母は、彼女を熱海に連れて行くことにした。まあ、2人の思い出の地ということもあるし。
父は実りを落ち着けようと、スロウなジャズをかけた。
すると美法が口を尖らせた。
「アムロちゃんがいい!!」
父は笑いながらテープを差し替えた。
1曲目のイントロが流れ出したその時、父は娘がアムロちゃんどころでないことに気づいた。娘はゼエゼエいっていた。
「大丈夫か!?」
美法は吸入器をくわえたままうなずいた。と、思ったら、悲鳴を上げだした。
「今度はどうした!?」
「バックミラーに…!!!!」
「バックミラーに何が!?」
バックミラーには一人の紺色のセーラー服の少女が映っていた。しかも、もっと怖いことに、実際後ろに写っていなかったのだ。
「だ、誰だお前!?」
「あら、知らない?私浮元志穂。このメスブタにいびり殺された子よ。」
「メスブタ!?うちの娘のことを何と呼ぶ!」
「当然じゃない。だってこの子、私を蹴り殺した挙句、セメントの中に埋めたんだもの。」
父は困惑した。志穂の言うことが本当ならば、この子を警察に出さなければならない。しかし、出そうにも、美法の精神状態は良好ではない。
「おじさん、目の前を御覧なさい。」
フロントガラスに目をやった一同は口をあんぐりと開けた状態で固まってしまった。
目の前にはトレーラートラック。運転手も驚いていた。
ボギャン!パシャーン!ボウッ…。
「本日午前5時ごろ、○○県の△△高速道路下り方面の□□サービスエリア手前2km地点で、乗用車とトレーラートラックが衝突、乗用車が炎上、乗っていた3人が死亡トラックの運転手が足の骨を折る大怪我を負いました…。」
とある電気屋のテレビでこのニュースを見ていた老婆は、背筋を凍らせた。
柿村一家のうちの人物とも違う、背景が透けた少女が、黒焦げになった車の骨の辺りをうろついていたのだ。
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