ピアノを弾くように

ピアノを弾くように　私は話を書く
ピアノを弾くように　私は詩を書く
たとえ弾けなくても　私は　ピアノを弾くように　文を書く

無題

こないだも話したとおり、ソニックＸのビデオが見つかったので、見ました。Ｍｒ．タナカおもしろいなあ。
これ見たのって、まん丸放映終了１～３年後ぐらいだっけ?あのときから私はアニメっ子だったのかも。

音声・ＢＧＭの感想だけはここに書いておきます。
・やっぱりソニックは金丸さんが一番だよ。だって彼英単語混じるもん。「Ｗｈａｔ？」とか、「Ｉ　ｇｏｔ　ｉｔ！」
とか、「Ｈｅｙ　ｇｕｙｓ，ａｒｅ　ｙｏｕ　ａｌｌ　ｒｉｇｈｔ？」とか。
・エッグマンの作るロボは、ギャラクシーコンボイと同じほど流暢な奴もいれば、結構英語版サウンドウェーブ以上にロボロボしてる奴もいた。
・「あ、それ引け、やれ引け、負けるなよ♪」ってエッグマン意外と可愛いなあ。
・サウンドはシンセ中心リティムはユーロビート系中心化と思ったが、そうでもないのもあったので、疲れない。
・エッグマンの子分ロボ憎たらしいなあ、可愛い声して。

追記は本編内容。不満ネタあり。

『渚のエミー』において、客が走るシーンがルーピングしていて、ちょっと不満だった。
エミーちゃん最強。ソニックのことになるとね。エッグマンどころか、本人ひいいていた。結局エッグマンの船殴ってしまった。これがＧＦローリやＳＬエリアルだったらどんな展開になっていたんだろう。
エミーは泳いでいるシーンがあったので、かなづち説はあまり有効ではないと思う。

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(no subject)

どこかのショッピングモール内・１Ｆエスカレーター付近
ソニックとシャドウ並んで歩く
Ｍ伝ホットロッド(以下Ｍホ){エスカレーターから二人を見掛けて}「おーい、お前ら買い物かあ」
ソニック「ああ。」
Ｍホ「一緒にお茶でもしないか」
ソニック「いや、すぐ帰る」

Ｍホ{二人の姿が見えなくなってから}「何かあいつら何かに似てないか？」
GFローリ「お互いが似てるのじゃなくて？」
Ｍホ「いや、そうだけどさあ、コンビで考えてみると…」
ローリ「…わからないわ」

デパートの外壁にものがぶつかる音
駆け付けるローリら
外壁をぶっ壊してるエッグマン
止めにはいるソニック
駆け付けるランボルとサンストリーカー
サンストリーカー「よくも塗装に傷つけたな！」
余計悪化する事態
Ｍホ「ああ、納得。この二人だ。」
ローリ「止めなくていいの」
Ｍホ「さすがの俺も、お手上げだ」
シャドウ{荷物を両手に}(こりゃ今日のドラえもん確実に見逃すな)


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ソニ×シャドはお互いに似ているという点で、初代の双子に似ているよという話だけ。
本編見て考えたが、もし敵がデストロンだったらエッグマン出番なくなるな

見つかった

ソニックＸのビデオが見つかった(録画)
口の動きに多少の問題は見られたが、人物はオリジナリティが見られた

肝心のシャドウは見られなかった
看板からソニックの居場所と言う場面転換や責任のなすり付けという皮肉も申し分なかった

キャラデザイン

ドールメーカーで作らせていただきました。
これはＨＰ用素材ではありません。単なるキャラクターのデザインです。

可能なこと
服装変更
自分の画風で挑戦すること

やめてほしいこと
自分のキャラだと偽ること（必ず『吉村梨央子』｛りおこや梨央子でもかまいません｝の小説に出てくるキャラクターです』と書いてください）
素材として配布すること

一声かけてほしいこと
私の作品のキャラと自分の作品のキャラを競演させること
私の作品のキャラで小説や漫画を書いたりすること

一条　操（いちじょう　みさお）












キャラ設定はこちら

 

三枝　美亜（さえぐさ　みあ）











キャラ設定はこちら（ちなみにこの絵の中の彼女の服装はおふざけです。また、祐太が高校生のときの話は大体彼女が高２のときの話です）

 

戸部　孝也（とべ　こうや）











キャラ設定はこちら（ヴィンセントのキャラデザインは皆さんの方で考えてもらいます。）

ジョディ











キャラ設定はこちら（ハイドのキャラデザインは皆さんの方で考えてもらいます。）

ＧＡＲＵＤＡ １００Ｑ

1:性別・名前・出身母星・出身議会名を教えてください。
秘密･吉村梨央子・地球･議会には所属していません。

2:何色が好きですか。
どの色も好きです

3:蟹くいてーな！
私はちょっと。

4:兎って食えんの？
やめてくださいよその話。昔飼ってたうさぎを思い出しちゃうじゃないですか。

5:蝙蝠は食えるっていう話を聞きました。
トムソーヤーで、敵役がこうもり食って生き延びようとしたらしいですね。

6:クワガタは売ったら高くつくらしいですね
ムシキングに出てるほどだからなあ。

7:あなたは甲殻類ですか？
まさか。

8:時々暴走する人ですか？
はい。

9:実は議長もそうなんです
んじゃ議長、暴走同盟でも作りましょ♪

10:蟹と言われても怒りませんか？
怒りません。

１１:このスベスベマンジュウガニが！！！
毒でやられちゃいますよ!
スベスベマンジュウ繋がりネタ→『恋のスベスベマンジュウガニ』

12:器物損害罪になったことはありませんか？
はい。

13:冥府に落とされそうになったことは？
……でもありうるな。

14:僕(私)に触れていいのは・・・
ここにいるみなさん。

15:つうかガルダって知ってます？
あまりよくわかりませんm(__)mでも、大好きです。

16:知ってる人は長く語ってください。

17:知らない人は封印されてください。
封印…いやです。

18:コカハァハァ？
そうでもないです。

19:石地蔵は果たして何キロあるんでしょうか？
ざっと１００ｋｇ以上?

20:石地蔵に向かってハゲ！と言ってみてください。
ハゲ…

21:殺すぞ
うわあああん。

22:赤の大地って地球で表すとどこにあると思いますか。
オーストラリアかなあ。

23:あなたはツンデレですか？（ツンデレ・・・普段はツンツン、隠れでデレデレする人）
ツンデレではないと思います。オープン形のデレデレだと思いますよ。

24:ガルダシリーズの中で誰がツンデレだと思いますか？
ガルダ議長か石地蔵さん?

25:コカは子持ちらしいですがどう思いますか？
だったらその子に会いたいな。たとえ１万人いようとも。

26:ガルダシリーズの中で結婚してみたい人はいますか？
どうでしょうねえ

27:貴方はガルダシリーズのオリジナルを持っていますか？
いいえ。

28:持っている方はよければその名前を教えてください。

29:貴方はシオヒガリーズの存在を知っていますか？
いいえ。

30:シオヒガリーズは一体ガルダシリーズの何だと思いますか？
わかりません。

31:シャンビョ？
？

32:必殺技を持っていますか？
いいえ。

33:貴方の必殺技名を教えてください。


34:ReGARUDAってなんやねん
ガルダのカムバックストーリーでしょうか。

35:小説読んでますか？
ええもちろん。活劇的で面白かったです。続きが楽しみです。

36:コカ・ギガって・・・
いいカプかも

37:バーちゃん知ってますか？
いいえ。

38:今後ガルダシリーズはどうなっていくと思いますか？
どうなっていくのかは私にはわかりません。

39:もしガルダがゲームになったらどうしますか？
買うかもしれません。

４０:ネタがなくなってきました・・
がんばれ

41:ガルダシリーズに萌えた事は？
ないです。カッコイイと思ったことはあるけど。

42:萌えですか？
いいえ。

43:議会に座ってみたいですか？
はい。

45:ガルダ達の母星で議長になれたとしたらまず初めに何をしますか？
ちょっとマジメなことを。

46:あなたはまさかBLですか？
創作の一環としてそういうことはやりますが、一本調子なのが玉に瑕。

47:まさかすでにそういう設定を考えてたりしますか
考えてません。ただ、やるかもしれません。

48:そうですか・・
まあ、一応、私は作家志望的なところがありますし。

49:突然ですがデルガが切れました。
デルガさーん!!おねがーい誰か止めて!!

50:高速移動で貴方の目の前に！
絶望君だ…orz

51:そのときの貴方の行動を語ってください。
即逃げる。んでもって、川岸か落とし穴の前に立つ。

53:あっコカが！（次の行動を考えてみてください）


54:管理人の頭の中で「コカ一家」という読み物系が準備されていますがどう思いますか？
いいと思いますよ。ただ、既存の漫画の二番煎じにならないことを祈ります。

55:コカ一家に入りたいですか？
はい。

56:そのときの貴方のポジショニングを教えてください（愛人とか）
たぶん息子の嫁。（出なければ養女）

57:実は管理人の頭の中で「シオヒガリーズ」という漫画系が準備されつつありますがどう思いますか？
いいと思います。はちゃめちゃな潮干狩りになってもいいと思います。

58:潮干狩り一度逝ってみたいですね。
一度行ったことがあります。楽しかったです。

59:疲れてきました。
大丈夫ですか?

60:ガルダ好き100質じゃないような気がしてきました。
……

61:代わりにネタを考えてください。
んじゃ怪談一発。

62:嘘です。
ふっふっふ。

63:管理人の頭の中で公式6人目が誕生しつつあります。
どんな方でしょう?

64:なんか話が変な方向に行ってますね。
あらあら

65:一気に100までガルダ系のキャラ多用しますがいいですか。
はい。

66:すいません70まで付き合ってください。
はい。

67:つうか100まで付き合ってください。
……承諾しました。

68:漫画化しようかとおもってるんですがどう思いますか。（二回目？
大歓迎です。

69:同人活動しようとしてますかまさか。
擬人化はやるかもしれません。

70:あと30ですね。管理人も頑張ります。
おっしゃ。

71:ペットにしたい公式は誰ですか。
いません。

72:コカが意外に人気度が高いような気がするのは気のせいですか
気のせいだとは思います。

73:皆さんガルダファンですよね？
はい。

74:はい、ここで聞きますよ。ずばりコカに抱かれたい人手を挙げろ！
しーん。

75:ガルダがすごい目で見てますよ。
逃げ郎。

76:ガルダの過去についてどう思いますか。
ちょっと知りたいかも。

77:「僕と一緒に死んでくれるかい？」
ごめんよあたいは生きていきたいんだ。

78:「お前が死ね！」
言ってくれた。

79:ジンに惚れている人～
はーい

80:デルガを弄りたい人～
はーい

81:ギガと友達になりたい人～
しーん

82:ガルダしばきたい人～
しーん（ツッコミ志望あり）

83:貴方のガルダシリーズ内でのガルダ達への呼びかけ方はなんですか？（蟹！とか
ガルダにーちゃん！（もしくは兄ちゃん）

84:ここで唐突ですがガルダの必殺技名を考えてください（真面目に答えなくていいです
ファイアブラスター。（日本名:火破｛かっぱ｝）

85:コカの貫通弾の正式名称を考えてください。
バレッティア

86:元気がなくなってきました・・
お疲れ様。

87:オラに元気を分けてくれ！
おっしゃあ。

88:コカは一応既婚者ですが不倫したいですか？
いいえ。マブダチ程度で。

89:ジンも一応既婚者なんですがその衝撃の息子事実知りたいですか？
いえ、別に。

90:やめておきます。
そうですね。

91:「　　　　我の　　　糧　　　と　　　なれ　　」
なれないよ。

92:なんだかデルガはかなり影が薄いように感じるのですが気のせいですか？
そうだと思います。

93:デルガファンいますか？
はい。

94:次の6人目は一体何をモチーフに考えたでしょーうか。
わかりません。

95:皆さんガルダ好きですか？
もちろん。

96:あっ地蔵さんがあなたの背後に！
何でしょうか。

97:ガルダが口から泡吹いてますがどう対応しますか
救急車でも呼びます。

98:コカが目の前でフォーと叫んでいます。
鉢植えかガルダを投げます。それでもダメならギガを呼びます。あんた友達だからどうにかできるだろうって。

99:ようやく99です。ガルダの画集とか出たらどうしますか？
買います。

100:ガルダに栄光あれ！！
うっし！

配布元：

(no subject)

きらめきマン見られる機会があったので、ちょっと見ました。
主役の二人はあまりミドホラらしくなかった
ナレーターもかなりユニークでした
あと、意外なことにアームバレットの中の人がメトロ役で出ていた

50 ノイズにまぎれこんだ声 ３

劇中に出てきた曲を、実際にYoutubeで聞いてみたら（※以前カラオケで歌ったことあり）、オケヒがバリバリに聞いた曲だった。 ついでに、アーティストのほかの曲を調べてみたら、案の定アニメにたくさん曲を提供していた人だった。

「あら、覚えてなあい?あたしよ。死亡よ♪貴方を殺しに来たの♪」
ロリータガールは可愛らしく答えた。
「しほさん、なんで…。」美亜は衝撃を受けた。
「死亡か、あんた死んだんじゃないの?」
「死んだわよ、ボコボコにやられてねえ!!!」
志穂は乱暴に手招きした。すると今この髪が再び体躯を持ち上げた。志穂も、今子の体躯とともに２０ｍほど浮かび上がり、建物の屋根に上がった。
「さあ、私の屈辱をたっぷりと味わってね」
「やめろ！！」孝也が手を差し出した。
「僕も元いじめられっ子だから言わせてもらうけど、殺した奴を殺し返しったて、どうにもならないよ!!」
とたんに彼の差し出した手が黒いこうもりの群れになってしほにまとわりつきだして―しほに踏み潰されて、カメラの上に捨てられた。
「私は今まで苦しめられてきたわ。雑巾の水飲まされたり、窓からぶら下げられたり、かと思えば、手の甲に唾を吹きかけられたりねえ。だから私はこの人でなしどもを殺していったわ。」
しほの服は血に染まりきっていた。髪も血に濡れている。
「何だか手が疲れてきちゃった。」
しほは、手を解いた。今子が２０ｍの高さから、おっこちていって……………………
孝也は肉体をこうもりに変えて彼女を救おうとしたが、無駄だった。
色紙は血にまみれていた。
「それにミア、そう、あんたよ。あんたってのろまねえ。１ヶ月もかかるなんてマジありえないわ。ま、肋骨折らせる程度で済ませるわ。」
しほはとび蹴りのポーズをとると、そのまま急降下した。みなが目をそらしたり美亜に駆けつける中、骨の折れる音が響いた。
美亜の前に祐太がいた。
「あ、あんた、その、今子さんってのと同じことしてんだよ…いい加減気づいてくれないかな。これ以上人を悲しませるのは、よそう…。」
祐太は胸を押さえて倒れこんだ。
「おいっ、救急車を呼べえっ!!」
辺りは先ほどより騒がしくなった。
美亜は悲しそうな顔をして、目の前に十字を切った。
しほの足元にぽっかりと黒い穴が開いて、そこに彼女は吸い込まれるように堕ちていった。
「…これで、よかったのよね。今子さん。」
美亜は気の抜けたようにつぶやいて、がっくりとその場に崩れた。

あれから１週間ほどが経った。祐太は今も入院中だけど、始業式は根性で出た。美亜も時折見舞いにいっている。
フィラデルフィアの公演のスケジュールに影響はなかった。

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サンタクロースが歌ってくれた

うちの担任が今回もキャラメルボックス見せてくれました。
タイトルは「サンタクロースが歌ってくれた」でした。
途中、トイレが我慢できなくなるというハプニングがあったけど、楽しめました。

今回は、登場人物名のからくりはあまりなかった。
確認できただけでもこれぐらい。

主人公１’Ｓ鈴子×雪見（雪美?）
芥川（劇中劇）×西川

ギャグに満ちた作品だが、実在の文豪にまつわる苦労話や、悲しい真実（これは芥川龍之介のファンならともかく、国語便覧や辞書を調べればわかるはず）が入っていてよかった。私の心の中でギャグばっかというのもちょっとねえというのもある。

歴史ものでかつ、ちょっといたずらする場合（今回の場合は接点のなかった芥川龍之介と平井太朗｛後の江戸川乱歩｝を出合わせること）は、必ず自伝等で事実関係を調べなくてはならないことを思い知らされた。（本編中では、役者が自伝などを読んで、こっそりシナリオと違うことをやっていたことにより、余計に話がいい具合にこんがらがってしまった）

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(no subject)

カンニングの中島忠幸－そう、あのメガネの人の相方が、急性リンパ球性白血病で亡くなられました
35歳だとか



青島幸男氏や、岸田今日子女史が亡くなられたことを、昨日聞いたばかりなのに



でも、不思議で複雑ですよね。笑いって。コントやってる人がこの世からいなくなって沈んでいるのに、自然と笑顔が…。私カンニングのファンじゃないのに、どうしてこんなに悲しいんだろう

メロメロクリスマス 前夜祭

あれれ？

そういうことか。今年は靴下か。

そりも欲しかったけどもう置けない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061216-00000057-mai-soci
http://www.sankei.co.jp/seikatsu/trend/061219/trd061219000.htm
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/30900/

これ読んでわかったこと→お隣よりもすごい家があること

50 ノイズにまぎれこんだ声 2

意外と長いなこれ。（笑）

死体の身元は、浮元志穂という９４年から行方不明になっていた少女だということがわかった。

でも、サカモトイマコが誰だかわからなかった。

手がかりもないまま、１ヵ月後、劇団フィラデルフィア『７ＴＡＢＯＯ』の千葉公演の日が来てしまった。
今が冬休みだけあって、ギャラリーは学生がたくさんいた。その中には美亜とその友人である高松祐太、祐太の友人である戸部孝也がいた。
「とうとう劇場も高校生３人で１０００円かあ。」
孝也は看板の小さなマークを見てつぶやいた。
「劇場も大変だねえ。」
祐太はマフラーをいじりながら答えた。
「今日は仕事のために来て、貴方達は私の付き添いなのよ。遊びできたんじゃないんだから。」
美亜は口を尖らせた。そんな表情が可愛いと、祐太は思った。
「お、わりいわりい。遅くなっちまった。」
金髪男―美亜の恋人である植田梓の出現で、祐太は一気に不機嫌になった。
「あ、植田センセー♪」
「俺も手伝いに来たぜ」
「本当はリトルさん目当てでしょう?」
「はは。ばれたか。マブダチのはぜひ見ておかないとな。」

劇も無事に終わり、出演者達は地元のテレビ局に囲まれていた。
「よっ、リトルうまくいってたぞ☆」梓は遠くから親指を上に上げていた。
「ヒャハ♪うれしーぜ☆」リトルはにっと笑って梓と同じことをした。
「蓮さーん、山風ルイサを演じてみて同でしたか?」
「あー、おしとやかさを保つのは大変だったけど、とてもやりがいを感じました。」
と、そこへ一人の女がカメラを押しのけて蓮に接近した。
「ねえ蓮さんサイン頂戴!!」
周りの連中は困惑していた。
「すいません、まだ会見は…。」
「うっさいわねえ！！あんた蓮さんにフラッシュ当てすぎよ!!」
彼女は報道陣に対してほえた。それと矛盾するかのごとく、右手のサイン色紙の角は蓮を刺していた。
蓮は仕方なく、サインを書いた。
「えーとお名前は…。」
「阪本今子よ。今は今日の今よ。」
女―今子は俗に言う“セレブスタイル”だった。ヒョウ柄の毛皮のコートに、黒スカート、網タイツ、赤キャミ黒ハイヒールだった。
蓮はあれえとは思ったが、サインを書き終えた。
今子がサインを受け取ろうとしたその時だった。彼女のたてロールヘアがひとりでに、まるで大根を抜くように、体躯を持ち上げ、そのまま地面に顔を叩きつけた。
「何すんの!?」今子は先ほどの衝撃で今子は歯を折ったが、憤怒の表情はよくわかった。今子の目の前には怯えるギャラリー…いや、一人のぱっちり目の白ロリータガールが立っていた。

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50 ノイズにまぎれこんだ声 １

死にネタ連作はこれでおしまい。といっても冒頭からこんなことを言ってはいけないのだが。

１１月２７日、午前１０時、ブロードキャストＴＶの朝のニュース番組『モーニングスター』制作部。

確認のためにそのライブ映像を見たディレクター刑部は首をかしげた。２曲目と３曲目の間の音声に、ラジオのような妙なノイズが入ってたのだ。
機材は問題なかったし、スタッフの方にも問題はなかった。（その証拠に、他のパートは全く問題がないのだ）
そのノイズの部分は、本来はこのライブの花形である、今をときめくトランス歌手･野村 蓮による曲紹介のＭＣが入るはずだったのである。

「皆さん、本日は来てくださって、本当にありがとうございます。ホントに嬉しいです☆はい♪
ではでは、谷本貴義さんの『Ｃａｌｌｉｎｇ　ｙｏｕ』をトランス風にアレンジして、カバーさせていただきます。」

こんな感じに。

それが先ほどの映像では、ＭＣだけでなく、周りの音声までも聞こえず、なぜかノイズだけでしかもこの場にいないはずの人間の声がしたのである。
「……さ、……さかもと…………い…ま……こ……っ…どこ…い……った」
溶けて消えてしまいそうな声が、ノイズの中から現れた。

１度目に見たときは、スタッフはみな耳を疑ったが、何度聞いても聞こえたときはみな凍りついた。

と、その時、一本の電話が入った。蓮の所属劇団『劇団フィラデルフィア』の代表･種田李沙からだった。
「こないだのうちの所属俳優のライブの件なんですが、調査に立ち会ってもらえないでしょうか。」
刑部はきょとんとした。このノイズが聞こえるのは我々だけではないんだと。

種田は、ワインレッドのベルベット素材のボレロに、黒のワンピースとアイボリーのセーターのレイヤード、そして髪は短いながらもおしゃれに整えたいでたちで、ブロードキャストＴＶのエントランスに入った。
その後ろから、２人のよく似た顔をした少女がやってきた。１人はピンクの長髪を変な風に縛っていて、ファー付きのベージュのコートにコートに、赤黒のチェックのスカート、黒のブーツを履いていた。もう１人はおかっぱ風の黒髪に、デニム素材の上着にアイボリーのセーターを着て、黒の長いアコーディオンスカートとモノクロのスニーカーをはいていた。
種田は自己紹介をしたあと、刑部にピンクの髪の方を紹介した。
「はじめまして。野村蓮と申します。」
ライブのときのようにはじけた感じではなく、髪を染めていることを気にしなければ、礼儀正しい淑女という感じだった。
黒髪の少女は、自分から自己紹介をした。
「はじめまして。三枝美亜と申します。ボランティアで、霊感探偵をやっています。」
刑部は霊感探偵という職業にぴんと来なかった。

「………では、我々はまずどうすれば。」
「すいませんが、とりあえず、当時のスタッフとともに、現場へ向かってもらえないでしょうか。」

例のライブ会場『ＣＬＵＢ　ＲＯＳＳＯ』はラジオ局もよく使い、ガードマン完備でかつチェックも厳しいし、非合法アイテムの持込が開店から１２年間一度もなかったというまさに日本一安全なクラブといわれていた。
あの時、刑部たち『モーニングスター』取材クルーはライブ会場の端にいた。クラブの中は熱狂とシンセサイザーと蓮の歌声に満ちていた。ノイズが入るなんて夢にも思わなかった。

取材クルー、種田、蓮、そして『ＣＬＵＢ　ＲＯＳＳＯ』の経営者立会いのもと、美亜は交霊をはじめた。
とたんに電気の通っていないはずのスピーカーからあの声が響き、モニターが勝手にセーラー服の少女の姿を砂嵐とともに映し出した。
「あなたは、だあれ？」
スピーカーが揺れた。モニターの中の少女はおびえた表情を見せた。
「ごめんなさい、怖がらせるつもりはなかったの。私は貴方のためになることをしたいの。私は三枝美亜。霊感探偵よ。あなたは？」
「……う…き…ザザザザッ……も…………ズザァー……し……ほっ…ズージィーザザザザザ」
「しほちゃんっていうの。よろしくね。ところできくけど、どうして貴方はこないだ蓮ちゃんのライブに無賃でやってきたの?」

「わたし…ライブ‥ビィーッ…………じゃ、ま…する……つもりは…………なかったの…」
そう、と美亜が一言入れた。
「わたし……ずっと……こ……ここに、いるの……あの日…………キィーン……私を殺した奴が、私の屍の上で……踊っていたのよ」
声がいきなり低くなった。
「これは特ダネになりそうだなあ。」
刑部がつぶやいた。
「うかつに特ダネなんかにしたら、貴方どころかテレビ局全体に被害が及ぶかもしれないじゃない。」
美亜に突っ込まれた。
「ねえ、殺された状況とかわかる?いやだったら無理して言わなくていいけど。」
とたんにスピーカーのハウリングが激しくなり、モニターのノイズが全くなくなり、一部のスピーカーが倒れてしまった。
「阪本今子の××が仲間とともにアタシをイたブッて、あーア死ンじャッたって私をここのユカにウめたんだヨォ!!あの女、私をガキのときからいたぶりやがって!!」
されど美亜は冷静さを欠かさなかった。
「その死体、どこにある？」

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「おにごっことおままごと、どっちがいい？」 完

あと１話で死の連作は終わります
死にネタ他にもありました<(__;)>

話を聞いたエリは、早速唯子を連れて、自分は例のトイレに入った。
先ほどの子が飛び下りてきてエリに先ほどと同じ質問をした。

エリは怯えずにされどしとやかに鬼ごっこを選んだ。

しばらく沈黙が流れた。１分ほどしてエリが出てきた。そのときドアは隙間を開けていて、そこからニューッと血まみれの手が伸びてきた

唯子は腰を抜かしたが、エリはうっかりながらも、その手を挟んでしまった。

「あら…ごめんなさい。でもどうすればいいのかわかりません。」
エリは残念そうにこう呟いただけだった。
と、そのとき、きつそうな女の先生がやって来た。生活指導の山手先生だ。
「ちょっとあんたたち！」
「や、山手先生！」
「あんたたちいいかげんにしなさい！」
「でもほんとに…」
唯子は言いかけたが、ここで鐘が鳴ってしまった。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊
その日の夕方、先生は無意識に例のトイレへ入ってしまった。
“あの子”は待ち受けたように声を掛けた
「おにごっことおままごと、どっちがいい？」
先生は声を荒げた。
「うっさいわね！おままごとにするわ！」
とたんに包丁が先生を一直線に貫いた。
“あの子”は倒れた先生の上にのし掛かり、足で腹を踏みにじった。
「うふふ、とうとう来たわね。あなたがここに先生として来てからずーっと待ってたわ。」
「死亡か。何でここにいるの？殺したきゃその日に殺せばいいのに…」
「出たばかりの芽を潰すのは気が引けてね。」

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17 「おにごっことおままごと、どっちがいい？」 １

エリの過去のある日
涼はまだ入学していない

ここは私立光哉高校。ここの二階女子トイレの3番目はおばけが出るそうだ。2年前からそうだ。でも誰の霊かは分からない。今日も早速おばけの被害者が出た。
1年2組の八代唯子という、明るいが多少怖がりの女生徒だった。
彼女はそのとき用を足してはいなかった。そこへ一人の“知らない子”が壁から飛び下りてきた。
そして厚かましいことに、こう聞いてきたのだ。
「おにごっことおままごと、どっちがいい？」
ぎょっとした唯子は親友であり、クラスメイトの富家エリの元へ駆け付けた。

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(no subject)

昨日午後6時半頃地震発生

プレーヤーは淡々と曲を再生し続け(曲はＴＭＲのburnin' X'mas)、ファンヒーターも動じませんでした(これがいけない)
私は机の下にもぐりました
これは刷り込みかもしれません
揺れはこれだけでした
でも、一番恐ろしかったのは、ファンヒーターが消えなかったこと(うちのは安全装置付き)