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植田梓(うえだ あずさ)
身長:187 体重:60kg 年齢:24歳 備考:菊代高の常勤の生物教師。1年6組担任。クールなイケメン。陰気ではない。 変な生き物(珍しいというより、人間の手が加わりすぎた)に詳しい。Dr.Mのところで潜入操作ごっこをやっている。美亜と仲良し。 |
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一条操(いちじょう みさお)
年齢:28 身長:195 体重:100 備考:菊代高校に出入りする造園業者 凶暴な性格やルックスの割には彼女あり。 人食い鬼の末裔。傷害事件を起こしたことあり。 必殺技その1『凶眼』。ただのにらめつけだと侮るな。怖いし、柔道5段の不良ですら動けなくなる 必殺技その2『骨折り』。これは禁じ手でもある。というのは、彼はこれで被害者の鎖骨を折って、拘置所行きになったからである。 …とまあここまで書いたが、要は巨体にあった運動神経の持ち主であるということである。必殺 技も山ほどあるぞ。 なんで彼の事を書こうかと思ったのかというと、彼をお題小説にようけ出そうと思ったから 余談だけど、美亜も出てきますしヴィンセントもたまにだけど出てきたりします。 |
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お題31ベートーベンの目の秘密は画びょうのイントロダクションを書いてみました。
グロいんで、勇気のある人のみどうぞ。ちなみにこのイントロダクションは、私のオリキャラ・三枝美亜のナレーションを意識して作りました。 |
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放課後心配になって、富雄のあとをつけてきた辰二郎は、トイレの鏡の前で点数自慢をしている富雄をみつけて、大慌てで止めに入った。
「富雄やめろおぉぉぉぉ!!!」 辰二郎を見つけた富雄は案の定彼の襟ぐりを引っつかんで殴った。 「俺様の最後の楽園にけちをつけるなんて、どういう神経してんだ!!」 「だからってここで自慢するのはよそうよ!!そんなことするぐらいだったら他でやったらどうよ!!」 「んだとう!!」 と辰二郎を追いかけようとしたその時、鏡の中から青白い手がニューっとでてきて富雄の背中を引っつかんだ。鏡の向こうには、誰だかわからないが青白い顔をした陰気そうな男のこの姿があった。 「へぇ~…いいなあ君100点取れて…」 そう言うと富雄を鏡の中に引きずり込もうとした。 「ぃやめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 じたばたしても手遅れだった。もう彼は鏡の向こう側に引きずりこまれてしまった。 辰二郎が振り返った時、誰の姿も見えなかった。 それからして3年後の卒業式当日、あの男子トイレの鏡の前で水帆と辰二郎は手を洗っていた。 「なあ、あいつが行方不明になってからもう3年がたつな。」 「そうだね、あの伝説ほんとだったかもね。」 「そういえば、あの後すぐに転校生が来たね。」 「ああ、すっげえ不気味で暗い奴だったな。結局今日まで一人ぼっちだったし。」 と、その時鏡の中の辰二郎の後ろに、何者かの姿が映っていた。 「ねえ、今の…」 「俺っちには何も見えなかったけど?」 水帆は手を拭きながらのんきに答えた。ちょうどその時、水帆の前の鏡の中から化け物がニューッと身を乗り出して、シンクのふちに手をかけていた。 「か…帰り…ギギギ…帰りたい…い…シャアア…。」 肌が紫色になっている上、歯と爪も尖ってて目玉も黄色くなってはいるが、あの富雄であったと思われることは、2人にもわかっていた。 しかし、鏡の向こうから別の誰かが、富雄の背中を引っつかんでいた。しかし2人の後ろ、いや周辺には誰もいなかった。 ぐいぐいと彼を引っ張る手。抵抗する彼。 「ぐ…ぐげげ…貴様も……道連ぐげげ…道連れにぢでや゛るぅ…」 そう言うと富雄は、水帆の指に噛み付いた。 しかし、水帆が思いっきり引っ張った(実際は辰二郎も水帆を強く引っ張った)上に、手のほうも思いっきり富雄を引っ張ったため、水帆は指を噛み千切られるだけで済んだ。 鏡の中もまた、現実と全く同じものを映していた。 「帰りたい――か。まあそのうち向こうの世界も気に入るだろな。」 式に参加する直前、水帆は校庭の早咲き桜を保健室から見ながらのんびりと言った。 |
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昼休み―3年2組の教室は、高慢な笑い声と、大声に包まれた。
「オレ様は全県模試1位でしかも満点だぞう、アーヒャッヒャッヒャッ」 自慢していたのはこのクラスの王様的存在の鍵沢富雄だ。金持ちの息子である上に、文武両道である。 ここで自慢話を聞きたくないからと、無視したり、耳をふさいだり、大声を上げたり、吐くそぶりをしたり、教室を出ようとすると、男女問わず彼にぶちのめされる。なので、ふりでも構わずみんな聞かざるを得ないのである。 そんなある日、隣の1組を代表して水帆から苦情を受けた。おまけに、そのとき見せびらかしていた答案用紙をビリビリに裂かれた。当然ぼこぼこにしてやった。でも、彼はなかなか出て行かなかった。 「見せびらかすのやめるとみんなの前で誓うまで俺っちはここから出ないからな!!」 「おいおい近所迷惑だぞ!!」 「それはこっちのせりふだね。」 「そうだそうだ」と2組の連中ははやし立てた。 「生意気だなてめえ。」 でも、チャイムが鳴ってやっと出て行った。 その日以来、富雄が見せびらかそうとするだけでみなに白眼視されるようになった。しばらくはその連中を無視して自慢し続けていたし、教室を抜けようとしたり喚こうとした奴はボコボコにしていった。でも、その白眼視はだんだんエスカレートしていって、テストを見せびらかしていないどころか、給食のときにまで行われるようになった。 我慢できなくなった富雄は放課後のトイレに立てこもり鏡の前に立ってまで点数自慢をするようになった。 後日その話を聞いた水帆の友人辰二郎は、彼にこう尋ねた。 「ねえ、富雄大丈夫かなあ。確かうちの学校のトイレの鏡の前でいかなる点数でも自慢しちゃいけないんじゃなかったんじゃない?」 しかし水帆は 「それって自慢した奴が鏡の中に引きずり込まれるってオチだったんろ?でも現にあいつはここにいる。ってこった、その伝説嘘かも知んないぜ?」 と涼しげな顔をしていた。 |
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ちょっと怖い(というかグロい)話なので、大丈夫って方のみの閲覧に限らせていただきます。読んでご飯が食べられなくなった、眠れなくなったなどの苦情を受けても管理人は一切の責任を負いません。
皆さんは、人体模型が走るところを見たことがありますか?私はあります。 それは確か2年前の今日こと―。私は忘れ物を取りに夜の8時に学校へ行ったことを覚えています。理科室のあたりで、ドタドタという音と男性のあえぎ声が聞こえてきました。 そのとき私は見てしまいました。人体模型が廊下を全力で走っているのを。しかもよく見ると、その人体模型は、うちのクラスでとろさのあまりみんなにいじめられている上に2年も留年している(つまり私たちより学年が2年下の)奥山君ではありませんか。 そして彼はこんな風に声をかけてきました。―「よお、三島☆」 びっくりした私は、思わず彼と距離を置いてしまいました。 奥山って毎日学校普通に来てるのに、何でこんな夜中に廊下走り回ってんだろう?と質問した私に対し、彼はこう答えてくれました―「ああ、確か去年の春ぐらいに、留年したからやけくそで廊下を叫びながら走ってたら、人体模型がぶつかってきてよお、気がついたらこうなってた。」 私はこの学校の七不思議のひとつを思い出しました―「夜中の校舎内を人体模型が走り回っていて、そいつに捕まると捕まった奴が模型にされる。そして、夜中の校舎を走り続ける」―かわいそうに奥山君はこの七不思議の犠牲者です。 と、その時、いきなり奥山君がいつもと違う声で「貴様ら呪ってやるぅー!!人体模型にしてぇー!!」と白目をひん剥いて私のほうには知ってきました。びっくりした私は、とにかく忘れ物を抱えて走って行きました。 彼は「殺してやるー」と「三島君、逃げてくれぇぇぇぇ」を交互に叫びました。彼の心はまだ人体模型になりきっておらず、人に非ずでした。でもそんなことにかまっている暇はありませんでした。 職員室前の曲がり角で、私は追いつかれそうになりました。やけくそになった私は、彼の目の前でわざと転びました。そのとき、えらい音がしました。ふと振り返ると彼が壁に頭を突っ込んで動かなくなっていました。 人殺しをしてしまったと思った私は、急いで帰ろうとしました。しかし、家の手前でガードレールにつまづきました。その姿があまりにもひどく、弟に人体模型みたいだとおちょくられました。 翌日、彼がぶつかったあたりは、立ち入り禁止になっていて、人だかりができていました。そしてそこには、首のもげた人体模型があって、ロープの下には血が飛び散ってました。 配布元、もういちど TarotLamp 管理人:蒼羽様 |
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