忍者ブログ
  原作者・出版社等とは一切関係ありません バトン・リンク報告等はメールフォームでお願いします
Admin*Write*Comment
[336]  [335]  [334]  [333]  [332]  [331]  [330]  [329]  [328]  [327]  [326

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




こいつだけバカ長くてごめんなさい

いやあ、ちょっとモンスター趣味に走っちゃったなあ;;

反省反省。

はよ栄行きたい。んでタワレコでfreetempo買いたい。


時は少しさかのぼって、淳たちがあわててトイレを出たときのこと。
 
黒い布―灰嶋時彦は本をパタンと閉じると、ゆっくりと歩いてトイレを出た。
「誰かの悲鳴が聞こえたような気が…ま、気のせいだな。きっと悲鳴上げたやつは僕を祝福しているに違いない。」
 
時彦は家路を急いだ。
家には誰もいない。そりゃそうだ。両親は僕が呪い殺したんだから―時彦はにやりと、でも目つきはちょっと悲しそうに笑った。
寂しくなんかないぞう―時彦はそう思うと、例の分厚い本を取り出した。
そしてまたぶつぶつと、トイレのときと同じように何かを唱えだした。
 
翌日。
倫三は時彦に声をかけた。しかし、無視された。
「やっぱだめか。」
倫三はしぼんだような声を上げた。
と、その時だった。
「やあ貴様。」
時彦の声だった。
「なんでこの僕に声をかけるんだね?」
「かけちゃまずかったのかよ。俺っちの気が向いただけさ。」
「そうか。」
時彦はうつむいたかと思うと、隠れて分厚い本を読んでいた。
「やっぱり怪しいよな。」
倫三もまたこっそりと、淳と翔太に陰口を叩いたのであった。
「ああ。」
「今日もまた悪いことが起こるのかな?」
翔太は不安げに言った。
「さあ。」
翔太の不安は的中した。それも皮肉な結果となって。
 
********************************
放課後、時彦はいつものように、3番目のトイレに入った。
そこでまたいつものように何かをぶつぶつと唱える、はずだった。
鍵を閉め忘れさえしなければ。
あの3人があけてしまったのだ。
開けたとたん、時彦はうっかり振り向いてしまった。
 
呪文を途中で止める―と―僕―は―に―んげ―んじゃ―なくなって―しまうん―だあああ―
時彦は心の中でそう思い続けたが、伝わるはずがなかった。
 
彼の手、いや体中はどんどん溶けていき、黒い、首の生えた粘液に変わっていった。
倫三たちは悲鳴を上げて逃げていった。
 
あの後、誰も灰嶋を知るものはいなかった。
それに、3番目のトイレ自体、撤去された。汚物まみれだったとか。
そして最初に撤去しようとした従業員は、みんな粘液にやられて死んだとか。
くわばらくわばら。
 

拍手[0回]

PR



COMMENT
Name
Title
Color
Mail
URL
Text
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret

TRACKBACK
TrackbackURL:
カレンダー
11 2017/12 01
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
フリーエリア

ブログ内検索
リンク
最新CM
(02/13)
(01/06)
(01/01)
(04/07)
(03/21)
プロフィール
HN:
吉村 梨央子(りおこ名義で活動するときあり)
性別:
非公開
趣味:
話書いたりとかETC,
自己紹介:
時々怖い話も書きますが、そこはご了承願います。m(__)m

メールフォーム
ご意見・連絡・苦情はこちらにどうぞ
同盟とか
TAG index
アクセス解析
Copyright © りおこの日記 All Rights Reserved.
photo by RHETORIC material by Atelier Black/White Template by Kaie
忍者ブログ [PR]