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ちょっと怖い(というかグロい)話なので、大丈夫って方のみの閲覧に限らせていただきます。読んでご飯が食べられなくなった、眠れなくなったなどの苦情を受けても管理人は一切の責任を負いません。

 皆さんは、人体模型が走るところを見たことがありますか?私はあります。
 それは確か2年前の今日こと―。私は忘れ物を取りに夜の8時に学校へ行ったことを覚えています。理科室のあたりで、ドタドタという音と男性のあえぎ声が聞こえてきました。
 そのとき私は見てしまいました。人体模型が廊下を全力で走っているのを。しかもよく見ると、その人体模型は、うちのクラスでとろさのあまりみんなにいじめられている上に2年も留年している(つまり私たちより学年が2年下の)奥山君ではありませんか。
 そして彼はこんな風に声をかけてきました。―「よお、三島☆」

 びっくりした私は、思わず彼と距離を置いてしまいました。

 奥山って毎日学校普通に来てるのに、何でこんな夜中に廊下走り回ってんだろう?と質問した私に対し、彼はこう答えてくれました―「ああ、確か去年の春ぐらいに、留年したからやけくそで廊下を叫びながら走ってたら、人体模型がぶつかってきてよお、気がついたらこうなってた。」
私はこの学校の七不思議のひとつを思い出しました―「夜中の校舎内を人体模型が走り回っていて、そいつに捕まると捕まった奴が模型にされる。そして、夜中の校舎を走り続ける」―かわいそうに奥山君はこの七不思議の犠牲者です。

 と、その時、いきなり奥山君がいつもと違う声で「貴様ら呪ってやるぅー!!人体模型にしてぇー!!」と白目をひん剥いて私のほうには知ってきました。びっくりした私は、とにかく忘れ物を抱えて走って行きました。
彼は「殺してやるー」と「三島君、逃げてくれぇぇぇぇ」を交互に叫びました。彼の心はまだ人体模型になりきっておらず、人に非ずでした。でもそんなことにかまっている暇はありませんでした。

 職員室前の曲がり角で、私は追いつかれそうになりました。やけくそになった私は、彼の目の前でわざと転びました。そのとき、えらい音がしました。ふと振り返ると彼が壁に頭を突っ込んで動かなくなっていました。
人殺しをしてしまったと思った私は、急いで帰ろうとしました。しかし、家の手前でガードレールにつまづきました。その姿があまりにもひどく、弟に人体模型みたいだとおちょくられました。

 翌日、彼がぶつかったあたりは、立ち入り禁止になっていて、人だかりができていました。そしてそこには、首のもげた人体模型があって、ロープの下には血が飛び散ってました。


配布元、もういちど TarotLamp 管理人:蒼羽様

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